スキンケア成分:プロテオグリカンは青森産を選ぶ理由と肌への美容効果
スキンケアに欠かせない美容成分「プロテオグリカン」。ヒアルロン酸以上の保水力をもち、肌に潤いを与えることで注目を集めています。多くの化粧品に使われているこの夢のような成分ですが、果たしてプロテオグリカンであればなんでも良いのでしょうか?今回のブログでは、プロテオグリカン入り美容製品を選ぶ際に気をつけるべき産地についてご紹介します。
スキンケア成分:プロテオグリカンは青森産を選んだ方が良い理由とは?
「プロテオグリカン配合」と宣伝されている化粧品はどれも効果的で安心とは限りません。プロテオグリカンは産地によって抽出方法も質も異なる場合があります。
プロテオグリカンは、高温の熱に触れると変性してしまい、本来もっている効果が薄まってしまいます。いくら「プロテオグリカン配合」や「プロテオグリカン原液」と記載されていても、正しく抽出されていない可能性もあります。
ではどんな抽出方法が安全且つプロテオグリカンの効果を損なわないのでしょう?それは「酢酸抽出」です。つまり食用酢とアルコールのみを使った方法です。この抽出方法の発祥の地こそ、青森なのです。
プロテオグリカンは青森生まれ
プロテオグリカン=青森生まれだということをご存知の方はまだ少ないかもしれません。プロテオグリカンは1970年に発見され、その当時から注目されていた成分でした。
しかし、効率的に大量抽出することができず、1グラム抽出するために3,000万円のコストがかかっていたと言われています。そこから30年後、青森県にある国立大学法人弘前大学の研究によって、鮭の鼻軟骨からプロテオグリカンの抽出、そして量産化に成功したのです。
プロテオグリカン研究を牽引していた弘前大学の故・高垣啓一教授は、意外な場所でその抽出方法のヒントを得ます。それは弘前市内でよく訪れていた居酒屋でした。その居酒屋で東北の郷土料理「氷頭なます」を眺めていた瞬間、ある仮説が生まれました。氷頭なますは、鮭の頭部軟骨を酢漬けにし、薄くスライスされた料理です。鮭の頭が柔らかくなっているのは、軟骨の中のプロテオグリカンが「酢」によって、溶け出しているからではないか?
この仮説をもとに、酢酸による抽出方法の研究が一気に加速しました。そして、2000年に食用酢酸とアルコールだけを使い、低コスト且つ安全な方法で、高純度のプロテオグリカン抽出を実現させたのです。青森の食文化と、弘前大学の長年の試行錯誤がなければ、現代のように手軽にプロテオグリカンをスキンケアに取り入れることができなかったかもしれません。
スキンケアに安心・安全のプロテオグリカン:あおもりPGブランド
今となっては至るところでプロテオグリカン化粧品を目にします。また、青森県産であることはわかっても、成分の抽出方法まで詳しく記載されていないことがほとんどです。
その場合は青森県産のプロテオグリカン「あおもりPG」が使用されている化粧品を選んでいただくと、安心です。「あおもりPG」は酢酸を使って鮭の鼻軟骨から抽出された、肌に安全でクオリティの高いプロテオグリカンです。
そのクオリティは世界でも認められています。一丸ファルコス(株)が製造するあおもりPG素材製品「プロテオグリカンF」は、2017年に米国の「ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・ウェスト」にて最優秀原料賞を受賞しました。あおもりPG製品は、国内でも「ジャパンメイド・ビューティーアワード」を含む数々の賞を受賞し、その品質が認められてきました。
プロテオグリカン化粧品は、「青森県産であること」そして「あおもりPG認証を受けている製品」を選ぶようにしましょう。
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