今さら聞けない、年齢肌のための正しいスキンケア

今さら聞けない、年齢肌のための正しいスキンケア

「エイジングケアって具体的に何に気をつければ良いの?」「そもそも正しいスキンケアを学んだことがない・・・」そんな方は、スキンケアの基本の流れと、年齢肌で気をつけるべきポイントを押さえておくと、安心です。今まで自己流でお手入れをしてこられた方は、知らず知らずのうちに、肌の老化を加速させてしまっている可能性もあります。これを機に、正しいエイジングケアを学んでみましょう。

スキンケアの基本の流れ

肌のお手入れは主に4つのステップがベースになります:

① クレンジング・洗顔

② 化粧水

③ 乳液

④ クリーム

まずはクレンジングと洗顔でメイクや汚れをきれいに落とします。そこから、肌に浸透しやすい水分系のアイテム→油分系のアイテムという流れで進んでいきます。

では、ひとつ一つのステップを具体的にみていきましょう。

■ ステップ1:クレンジング・洗顔でやさしく汚れを落とす

スキンケアの土台とも言えるクレンジングと洗顔。この二つは似ているようで、違う目的があります。クレンジングはメイクや日焼け止めなどの油性の汚れを落とすためのものです。反対に、洗顔は汗・ほこり・古い角質などの水性の汚れを落とす役割があります。それぞれ落とせる汚れの種類が異なるため、どちらも大切な工程です。クレンジングでメイクや日焼け止めを洗い流した後に、洗顔で水性の汚れをしっかり落としましょう。

このステップで重要なのは、肌へ摩擦や刺激を与えないことです。そのためにいくつかポイントがあります:

● ゴシゴシ洗いをしない

汚れをしっかり落とそうと、つい肌をゴシゴシと洗ってしまうことがありますが、これは特に年齢肌にとってNG行為です。摩擦は、シワ・たるみ・シミの原因となります。できるだけ優しく洗うことがポイントです。

クレンジングは、肌の上をすべらせるようにやさしく、くるくると円を描きます。ここでついでにマッサージをしてしまいがちですが、これも肌にとって刺激になります。できるだけ手早く終わらせるようにしましょう。洗顔はたっぷりの泡をつくり、クッションのようにして、手が直接肌に触れないようにするとベストです。このクッションで、軽く押すだけで十分汚れは落ちます。

● クレンジングの種類に気をつける

クレンジング剤を選ぶときのポイントは、メイクの濃さに合わせて選ぶことです。たとえば、カバー力が強く、落ちにくいメイクをしている場合、洗浄力の強いオイルクレンジングが最適です。でも、薄づきのメイクや、日焼け止めだけを塗っている日に、オイルクレンジングを使ってしまうと、肌に必要な油分まで奪われてしまいます。こういう日は、肌に優しいミルククレンジングなどがおすすめです。

シートタイプのメイク落としもありますが、できるだけ避けるようにしましょう。シートタイプは、たしかに楽ですし時短にもなりますが、摩擦が起こりやすく、肌へダメージを与えてしまうこともあります。特にエイジングケアを意識されている方は、洗い流すタイプのクレンジングや洗顔を丁寧に使いましょう。

 

■ ステップ2:化粧水で水分チャージ

化粧水の役割は肌の水分を補い、美容成分が浸透しやすい状態に肌を整えることです。洗顔後の乾燥から肌を守るために、化粧水で素早く水分補給をしてあげましょう。

エイジングケアで気をつけたい化粧水の使い方:

● 化粧水をたたき込まない

化粧水を使用する際のポイントは、やさしく馴染ませることです。肌にたたき込んでしまう方もいらっしゃいますが、これは大きな間違いです。肌への刺激が強くなりすぎて、あらゆるトラブルを招いてしまいます。

おすすめは、コットンにたっぷりと化粧水を浸して、肌へ染み込ませる方法です。肌はうろこ状になっているので、下から上へ滑らせると効果的です。最後はハンドプレスでやさしく馴染ませましょう。

 

■ ステップ3:乳液で水分を保持する

化粧水で補った水分を逃さないよう、潤いを肌にキープすることが乳液の役割です。乳液は肌に必要な水分と油分の良いバランスを保ち、乾燥による年齢サインを目立たなくしてくれます。

乳液は、化粧水が肌にしっかり浸透してから塗ることをおすすめします。ここでも、肌への摩擦を与えないように意識しましょう。適量を両頬、あご、鼻、額にのせ、手のひらに残った乳液を温めてから、顔の中心からこめかみに向かってリフトアップするようにのばしましょう。力は入れず、滑らせるようにするのがコツです。

 

■ ステップ4:クリームでフタをする

クリームは、肌に与えた水分、油分、そして美容成分を逃さないフタの役割をします。化粧水と乳液だけで終わってしまうと、せっかく肌に与えた保湿成分が蒸発してしまい、余計乾燥してしまう恐れがあります。

乳液でも十分なフタになるのでは?と思われるかもしれませんが、乳液の油分量では十分なフタの役割を果たしません。特にエイジングサインが気になる方は、油分が多いクリームでしっかりと肌の潤いを保護することがポイントになります。

以上が基本的なスキンケアの流れになります。それぞれのアイテムの役割を理解し、正しい使い方を意識することが、美肌への第一歩となります。そして、エイジングケアを意識されている方は、さらに化粧品の成分にも注目する事が重要です。

 

年齢肌のための化粧品選び

保水・保湿に優れた成分をチョイス

年齢を重ねるにつれて、肌の水分を保つ事がより大切になってきます。そのためにも、優秀な保水・保湿成分が配合されている化粧品を選びましょう。

おすすめの成分はこちら:

● ヒアルロン酸

1gで6リットルの水分を保持するとも言われるヒアルロン酸は、多くの化粧品に配合されている王道の保水成分です。

● プロテオグリカン

ヒアルロン酸を超える保水力を持つ成分プロテオグリカンは、ここ数年で注目を集めています。高い保水力の上に、肌のハリをつくるコラーゲンの生成も促してくれるので、エイジングケアの強い味方とも言えます。

● セラミド

肌の水分を抱え込み、水分の蒸発を防いでくれるので、保湿成分としてとても優秀です。

ラヴィプレシューズAPGラインは、これらの成分がすべて配合され、年齢肌の悩みを考えてつくられた化粧品ブランドです。

<ラヴィプレシューズ APGラインについてもっと知る>

 

スペシャルケアをしたい時におすすめ

保湿・保水成分を集中投入したい時は、シートマスクでスペシャルケアをしましょう。シートマスクは化粧水の後に使うのが基本です。シートマスクをはがした後は、残った美容液を手でなじませ、首やデコルテなどにものばすと良いでしょう。最後に乳液とクリームで、しっかりと肌にフタをすることもお忘れなく。